男の子全開

Kazuの学校の先生の中ではチーフなMs.Kathleenは、朝子ども達の登校の列が切れてちょっと時間がある時とか、Kazuの近況を一言教えてくれる。今日は朝からうれしい一言。最近Kazuが以前に比べたら数段社交的になったらしい。今までもクラスには溶け込んでいたと思うし、先生に何か問題を指摘されたこともないけど、ずっと控えめな所があった。(自分に自信があることに出くわすと、それはアピールしてたみたいだけど)クラスの後、生徒達が外の芝で走り回ったりじゃれ合ったりしてる時も、一緒に輪には入ってはいるけれど、体と体の触れ合いがどうも苦手のようでちょっと引いてるところは何度も見てた。それが今週からか?他の男の子達と突っつきあったり上に乗りあったり、あぁ何か壁を乗り越えたのかなと丁度思っていたところの、Ms.Kathleenの一言だった。家で友達の話をする時も、「○○が△△してた」というような傍観者的な話ではなく、「○○に△△って言ったの」とか「○○に△△したの」とか受身から自分からの行動に変わってきたのも見受けられる。プリスクールは行かせないでキンダーからという家庭もあると思うけど、Kazuはこのプリスクールに通わせて本当によかったと思う。子どもの性質にもよると思うけど、いきなりキンダーはちょっと厳しかったと思う。秋からも学校思い切り楽しんで欲しいなぁ。

今日の帰りも男の子たちは半分じゃれ合いながらの取っ組み合い。程度がひどすぎない限りは、保護者の人達も口を挟まない。男の子の中では一番大きいConnorに自分から挑んで行って、やられてまたやり返してた。指でピストルを作ってシューティングもするし。やっぱり男の子なんだなぁ。夜家で、Connorは自分より大きいから、指をつかんだ。片手だとあんまりアタックできないから、と言ってた。もう戦法を考えてるらしい。体が小さい分、頭で勝負か(笑)

芝生でゴロゴロしているKazuを見て、先生が「お昼寝したのにまだ眠たいの?」と言った。私はえっ?て思って先生に、家では昼寝なんて全然しないんだけど、って言ったら、Kazuは昼寝の時間は毎回ほんとに眠るらしく、今日は特に熟睡だったらしい。もう一人、Kazuの上手をいく爆睡仲間のJakeがいるらしいけど。家でも寝てくれーー。プリスクールの昼寝時間なんて、名ばかりだと思ってた。30分のパワーナップ

Kazuを自慢に思う瞬間

昨日プリスクールから帰ってきてしばらくしてから、ちょっと風邪っぽい。昨日はKazuらしくなく駄々っ子のように泣き出したのが2回あった。(1回は夜が嫌いだと言って、もう1回はデザートのケーキがもっと食べたいと言って)今朝も起きたのは遅め。今日一日元気がないかなと思ったら、そんなことはなかった(笑)

昼頃、窓際にいたKazuがメールマンに気付く。数日前からしまじろうの2月号の付録の到着を楽しみにしている彼は、郵便を取りに行けとうるさい。焦らしながらも取りに行くと、おまちかねのききとりクイズしんかんせんだった。

うちの斜め前の交差点で衝突事故。数年前に目撃した事故と同じ所。これを機会に、また警察にうちの前の通りのスピード違反の取締りをして欲しいものだ。飛ばしすぎの車が多すぎる。パトカー2台、救急車2台、消防車1台が来たけれど、処理も比較的早く終わったから、乗車に乗っていた人のケガも軽かったのかもしれない。緊急車両がたくさん来たからKazuはずっと見てるかと思ったら、しんかんせんに夢中で興味なしだった。(事故車両が牽引されていくとこは見てた)

クイズしんかんせんは、始めはよくわからなかったみたいだったけど、夜には全問正解を出してた。

寝際に、昨日のプリスクールでのことをいきなり話し出した。昨日はファーストフードに付いてきたおもちゃ(虫眼鏡、ピンセット、ミニショベルのセット)を学校に持っていった。お友達の数人は、見かけないおもちゃのせいか興味があったみたい。そのおもちゃのことをいきなり話し出した。「Kazuが何か描いてる時に、(自分は使わないから)他の子がおもちゃを見れるようにテーブルに置いたの」と。あぁ、この子の他の子/人への気の遣い方を私は自慢に思う。日頃の会話の中でも、友達や絵本の登場人物の気持ちを推し量って気遣うことが少なくない。どうか、このまま真っ直ぐ思いやりのある子に育ってくれますように!

日本語学校幼稚部入園

名札をつけて

Kazuが赤ちゃんだった頃は日本語学校なんて先の先のことと思っていたのに、あっという間に幼稚部に入園する時がきた。担任の先生はとても優しそう。クラスメイトの子ども達も皆素直そうで、子ども達を見るご両親達の目も皆温かく、Kazuにとって楽しいクラスになりそうな予感。私は初日から先生を補佐するヘルパーの役目に選ばれたけど、今日はみな父兄同伴だったからやることもほとんどなかった。ほとんどの子が終始教室でいすにちゃんと座っていたし、入園式の間もちょっとは退屈してたみたいだけど、駄々をこねるような子もなく、やっぱり日本人の子どもってお行儀よく育てられてるんだなと思った。

今日教室内でやったことは、いすの座り方、一人一人名前を呼ばれてお返事、名前を呼ばれたらネームタグをもらって木に貼り付ける、「チューリップ」の歌、「ひもかとおもったら」の紙芝居、スナックタイム、みんなで輪を作って「ホットケーキ」の歌など。プリスクールでも同じようなことをやっているし歌なども馴染みがあるもので、Kazuは自然にクラスに溶け込んでた。しまじろうでもおなじみの「ホットケーキ」は、DVDや本で出てきたことが自分もできてうれしそうだった。終わっても女の子と手をつないでいたんで、男の子が二人の手をほどきにやってきて笑えた。机に貼られている名札をいじっていたら隣に座っている女の子にたしなめられたりもしてたなぁ。スナックタイムもなんとか人の手を借りずにできそうでよかった。

去年の秋にプリスクールに通い出した時もKazuの成長がうれしかったけど、この日本語学校の入園もまた違った意味でうれしかった。補修校ということで、日本の学校と全く同じというわけにはもちろんいかないけれど、私が経験したことをKazuも経験していけるということは、きっと日本に住んでいたら感じることのないうれしさだと思う。

さぁ、学校どれ位頑張れるだろうか。本人次第だけどできれば長く学んで欲しいな。

またまたUncle Arthurが来た

ぱらぱらと雨が降る中バスでプリスクールへ。天気のせいか子ども達もまだちょい少な目。だからかな、Miss Kathleenが私がKazuのことを名前ではなくて"Kazu"と呼んでいるのを聞いたから、この間"Kazu"と呼んでみたら私の方を見てにっこり笑ったのよ、と話してくれた。お迎えの時も彼女は"Kazu"と呼んだと思ったんだけど、Kazuに聞いたら違うよ、と一言。

今日は本の貸出日だったようで、棚には本と今日のアートワークが1枚。本を見ると宇宙についての本で「おっ、今日はどうした?」と思ってKazuにも「これKazuが選んだの?」と聞いたんだけど、Kazuはちらっと見て「レッドカーとブルーカーが…」なんて言ってた。??と思ったものの、そんなはずはないだろうに、もしかしてこの宇宙についての本のページのどこかに車がちらっと載っているのかもしれないと思って、それ以上は聞かなかった。帰りも小雨が降っていたから、アートワークの方はなるべく濡らさないようにと思いながらちらっと見た。バックグラウンドに虹の絵があって、それが一色ずつ塗られていて線の中にきちんと納まっている。これはKazuが塗ったものではないと思ったけど、先生が横で手伝ったのかなと思い直してまた濡れないようにしまった。さて、家の玄関の中に入るとKazuが車の本は?と言う。「何言ってるの?今日Kazuが借りた本はこの宇宙の本だよ。さっきも聞いたじゃない」と言うと、"This is not my book!"としゃくりあげながら大泣き。ふと絵を見るとKazuのものではないイニシャルが。他の子のじゃん!!私が取り間違えたのか、間違って入れられてたのかわからないけど、Kazuのものではなかった。しばらく泣かれた後やっと落ち着く。金曜日にどっちも持っていかなくちゃ。

Artは今日はNYから7:30頃到着して一緒に夕飯を食べるはずだったけど、7時頃電話がかかってきてまだNew Havenだからあと2時間はかかると思うとのこと。Pが帰って来てから夕飯までのKazuは以上にハイテンションになっていて、始めはただパパが帰ってきたからうれしいと思ってたけど、Uncle Arthurが来るから興奮しているのだと判明。何度もいつ来るのか、いまどこかと聞く。結局9時少し過ぎに到着。途中で何も食べていなかったらしく、今日の晩御飯のカレーをぺロリ。日本のカレー、最高だそうだ。Kazuはもちろん寝たくなくて、結局10時にベッドへ。

バレンタインとペットボトル蹴り

Kazuは今日はプリスクールでバレンタインパーティー。クラスメイトと先生方の計23名にカードを用意しなければならず、昨日ふと「あれ?Kazuの学校のバレンタインっていつだっけ?」と思い出して、週半ばのはずという願いもむなしく月曜日の今日だったことがわかる。ほんとはKazuと何か簡単なものを作ろうと思っていたのに、昨晩いくらなんでもこれからやるのは無理!と断念。ちょうど、何年か前にCVSで買ったありがちな子ども向けのキャラクターのバレンタインカードのセットがあったから、それにしとこうと思って箱を開けてみると、思ったよりはずっと小さなサイズ。あんまりかなと思ったけど封筒を用意すればいっかとも思ってPに聞いてみると、「"To""From"を書く所があるのに名前を書かないのは…」なんて言葉を濁すから(クラスの子達の名簿はもっているものの午後の生徒も一緒になっていて、クラスメイト全員の名前がはっきりわからなかった)、結局私が簡単なカードを作ることにした。スタンプ押して、切って、貼って、パンチして、と単純な作業だけど、23枚作るのはやっぱり時間がかかった。半ばからはPも手伝ってくれた。

そんなこんなで用意したバレンタインカード。Kazuを迎えに行くと、皆にもらったカードはプラスチックバッグに入れてコートと一緒にかけられてた。中身は…キャンディー数個と、カードは子どもが作ったもの2枚、残りはれいのCVSで買えるキャラ物がすべて。…ちょっと脱力。まぁ私も同じことしようとしてたわけだけど、こうも同じようなカードの勢揃いとは!子ども達はそれで喜ぶだろうし、もとより彼らはバレンタインが何かほとんどわかってないんだろうからそれでいいんだろうけど…。カードの交換って、3、4歳の子どもにとって果たして意味あることなんだろうか?とちょっと疑問に思ってしまった。Kazuが学校で作ったバレンタインメールボックスとカードはかわいかった。これはうれしい。

今日も寒いけど日差しは明るくって、学校の帰りは歩いて帰った。道中半ば程でKazuが空ペットボトルを見つけて蹴りだした。私も一緒になって蹴って、二人で家までそのペットボトルを蹴って帰った。末はサッカー選手か?という位キックが上手いKazu。距離も結構あったのだけど。なかなか楽しかった。家までたどり着いたペットボトルは我が家のリサイクルビンへ。学校の行き帰りの外での二人っきりの時間もあと1年ちょっとなのかな?と思ってみたり。

成長期?

パパへのメッセージ

今日は昨日よりは暖かかったものの、一日家の中で過ごす。Kazuは「あそぼ!」「おなかすいた」「テレビ見たい」のサイクルの繰り返し。ここのところ三度の食事の合間に、「おなかすいた」とか「なんか食べたい」という言葉が出ることが多くなった。食欲ちょっと増進したみたい。普段の食事の完食率も高くなった。今ちょっとした成長期にいるのかな?今日もランチを食べた直後に「Wheat Thins食べた〜い」。ハロウィン後、キャンディーを欲しがるようになってしまったという悩みもあるけど。今週で3回位、脛の辺りが痛いという。もしかして身長が伸びてるのかな?そう思いたいけど、明日クリニックに行くからちょっと聞いてみよう。

Kazuの風邪が長引いたから遅れちゃったけど、インフルエンザの予防注射の予約を入れる。一回目は明日、二回目は一ヵ月後。明日電車に乗ってドクターの所に行って、注射をピュッと打ってもらおう。すぐ終わるよ。その後パパにも会いに行こうと予防線を張っておいたけど、やっぱ泣くかなー。私が注射してもらうのを見せて平気な顔しとこうと思ったけど、私の予約は少し先になってしまった。

午後にクリスマスカードを少し作る。案の定Kazuもスタンプを押したがったから、彼用のフォームスタンプを出してあげた。しばらくするとスタンプはそっちのけで、自分の指にインクを直接つけて喜んでる始末。Kazuにも紙を小さく用意してパパにカードを作ってあげることにした。後で中にメッセージ。パパとママとKazuが描いてあるらしい。クリスマスにあげようか?と聞いたら首を横にブンブン。今日あげると言っていたけど、早目のお風呂の後DVDを見ながら、「なんかくらくらする」と言って眠ってしまった。晩御飯も食べずにそのままGood Night。

6時過ぎに寝たからきっと途中で起きるよなと思ってたら、1時過ぎに一度目を覚ます。寝付くまでしばらく、Kazuのベッドルームで小さな明かりで読書。早朝にまた目覚めて私達の所に来る。Pも2、3時間しかまともに眠れなかったらしい。

Kazuのタイプ

「カズの消防車ないよ」
「出動したの」
 出動という言葉が出たの初めてだなぁ。

Whole Foodsでお買い物。レジの女性がシールをくれたのに、無言で全く愛想がないKazu。その女性はフレンドリーだったけれど、あきらかにKazuが好きなタイプの女性ではなく、その様子を見てPと「やっぱりね」と言い合う。かなり面食いなKazu。それから親しすぎる人はダメかなぁ。レストランでウェイトレスが好みのタイプだったりすると、もうその女性の気を引こうとしてる様子がありありでかなり笑える。