日本語学校幼稚部入園

名札をつけて

Kazuが赤ちゃんだった頃は日本語学校なんて先の先のことと思っていたのに、あっという間に幼稚部に入園する時がきた。担任の先生はとても優しそう。クラスメイトの子ども達も皆素直そうで、子ども達を見るご両親達の目も皆温かく、Kazuにとって楽しいクラスになりそうな予感。私は初日から先生を補佐するヘルパーの役目に選ばれたけど、今日はみな父兄同伴だったからやることもほとんどなかった。ほとんどの子が終始教室でいすにちゃんと座っていたし、入園式の間もちょっとは退屈してたみたいだけど、駄々をこねるような子もなく、やっぱり日本人の子どもってお行儀よく育てられてるんだなと思った。

今日教室内でやったことは、いすの座り方、一人一人名前を呼ばれてお返事、名前を呼ばれたらネームタグをもらって木に貼り付ける、「チューリップ」の歌、「ひもかとおもったら」の紙芝居、スナックタイム、みんなで輪を作って「ホットケーキ」の歌など。プリスクールでも同じようなことをやっているし歌なども馴染みがあるもので、Kazuは自然にクラスに溶け込んでた。しまじろうでもおなじみの「ホットケーキ」は、DVDや本で出てきたことが自分もできてうれしそうだった。終わっても女の子と手をつないでいたんで、男の子が二人の手をほどきにやってきて笑えた。机に貼られている名札をいじっていたら隣に座っている女の子にたしなめられたりもしてたなぁ。スナックタイムもなんとか人の手を借りずにできそうでよかった。

去年の秋にプリスクールに通い出した時もKazuの成長がうれしかったけど、この日本語学校の入園もまた違った意味でうれしかった。補修校ということで、日本の学校と全く同じというわけにはもちろんいかないけれど、私が経験したことをKazuも経験していけるということは、きっと日本に住んでいたら感じることのないうれしさだと思う。

さぁ、学校どれ位頑張れるだろうか。本人次第だけどできれば長く学んで欲しいな。